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修了生のメッセージ

Amazon Japan合同会社Operation部門でManagerを務めております、板東龍之介と申します。大学院では足立ゼミに所属し、金融経済、特にIPOにおけるアンダープライシングの研究に取り組んでいました。本現象は世界中で研究が重ねられていますが、未だ完全な解明には至っていない点に深い興味を覚えました。修士論文ではコロナ禍前後の株価形成の変化について、計量経済学的手法を用いて分析を行いました。現在は、Amazonで日々数万件の配送を確実に実行すべく業務に励んでおります。足立ゼミで培った分析力や思考法は、日々の業務における判断の重要な基準となっています。総合政策科学研究科は、単なる知識の習得に留まらず、自ら課題を発見/分析/実社会で活用する力を養える場所です。皆さまもこの環境を最大限に活用され、更なる視野の拡大に繋がれて行くことを期待しています。

  • 板東 龍之介
  • 足立ゼミ
  • Amazon Japan合同会社


2025年3月に総政の前期課程、政策研究コースを修了、現在は後期課程に在学中の文能啓貴と申します。創設30周年を迎えたこの研究科で先人によって積み重ねられた学際的知見と研究成果に揉まれた修了生は、社会問題の解決に寄与する人財。これから40周年へと続く時代でも色褪せないでしょう。当研究科の特筆すべき点は、20代から60代以上まで幅広い年代が共に学ぶ環境で、さまざまな社会経験を持つ諸先輩方との交流は貴重な財産です。私が所属する藤本哲史先生のゼミでは、「なぜ」という問いを理論から説明、深堀りする姿勢と、エビデンスに基づく分析視座を学んでいます。幅広い専門分野の先生方の指導と多様な仲間との議論は、自身の考えを刺激し成長させてくれます。社会をより良い方向へ変えたい方に、この研究科の門を叩くことを心からお勧めします。

  • 文能 啓貴
  • 藤本ゼミ
  • 総合政策科学研究科 博士課程(後期課程)


総合政策科学研究科 創設30周年おめでとうございます。私は2024年度に博士前期課程を修了し、現在は博士後期課程で藤本哲史教授ご指導のもと日々研究に励んでいます!正直、同志社大学に政策学部生として入学した当初は自分が院に進んで研究を続けるとは思ってもいませんでした。総合政策科学研究科での学びを通して、既にある知を学ぶだけではなく、先人たちの知を土台に新たな知を生み出す研究の奥深さに魅了され、博士後期課程に進むことを決意いたしました。最後に、総政の魅力の一つは、さまざまな分野の先生方が在籍されており、研究を多角的な視点から進められる点だと感じています。今後も総合政策科学研究科で学べることを心から嬉しく思うと同時に、縦と横の繋がりを大切に、開かれた研究科であることを期待しております。

  • 仲川 侑希
  • 藤本ゼミ
  • 総合政策科学研究科 博士課程(後期課程)


私は、地域の食資源を活用した政策の企画立案や実践を行う仕事に携わる中で、食環境とウェルビーイングとの関わりに気づき、そのことを専門的に学ぶために本研究科に入学。同時期に職場では管理職となりましたが、社会人学生に配慮したカリキュラムであったため仕事と研究が両立でき、仕事終りに約 70キロの道のりを車でキャンパスに向かうこともありましたが、興味深い授業に夢中になりました。修士を経て、現在も仕事をしながら博士課程で研究を続けています。本研究科の存在は、家庭や子育てと仕事そして研究という3つの世界を、年代(年齢)に合わせて優先順位を入れ替えながら持ち続けることを可能にしてくれます。私自身、これまでの子育てや仕事から得られた幸せに加え、現在の研究科での刺激や挑戦できる環境がより良い人生に繋がっています。

  • 中田 典子
  • 藤本ゼミ
  • 小浜市御食国ブランド戦略課(御食国若狭おばま食文化館)


私は政策学部2期生として2009年に卒業し、2011年に総合政策科学専攻博士課程前期課程を、2019年に技術・革新的経営専攻一貫制博士課程を修了しました。今は政策学部の頃に関心を抱いた「組織」を軸に据えて、大学で経営学や組織論の教育・研究に携わっております。総政は学際的な研究科ということもあり、様々な学問の視点を取り入れながら研究することの面白さを学びました。1つの学問を深めたわけではなかったため、自分自身の学問的アイデンティティに悩むこともありましたが、今となっては学際的な視点や課題解決を重視する姿勢は総政でしか得ることができなかった宝物であると感じるようになりました。この宝物を大事にしながらこれからの自身の教育・研究に向き合っていきたいと思います。総政30周年おめでとうございます! 

  • 大平 剛士
  • 藤本ゼミ
  • 大阪商業大学総合経営学部


総合政策科学研究科 創設30周年、誠におめでとうございます。社会人院生として2025年に前期課程を修了し、現在後期課程に在籍中の瀬山暁夫です。藤本ゼミで指導をいただきながら勤務先で組織開発に、また副業で中小企業診断士としてコンサルティング業に携わっています。前期課程での私の最たる学びは、複雑な組織の事象を、理論に従ってシンプルな因果関係で捉える思考法でした。入学早々に藤本先生から「研究とは一体何でしょうか?」という本質的で大切な問いをいただき、その後「理論が重要です」と繰り返しご指導いただきました。この吟味が実務と研究の双方で大いに活きています。本研究科に私は建学精神を強く感じます。今後も多様な学生が集い、各自の研究テーマを自律的に探求し、それぞれの領域で良心を手腕に活躍し続けることを心から願います。

  • 瀬山 暁夫
  • 藤本ゼミ
  • 京セラコミュニケーションシステム株式会社


総合政策科学研究科創設30周年、誠におめでとうございます。同志社創立150周年とも重なり、一層のご発展をお祈りいたします。男性のジェンダーを研究している私にとって、指導教員との出会いが研究テーマや学生への指導につながっていますが、時代の変遷とともに学生への指導の難しさを実感しています。様々な場面で多様性が尊重される時代、社会課題の解決のために、一つの学問分野にとらわれず学際的な視点に基づいた問題意識を持ち、研究課題を掲げて洞察する能力を獲得することができるのも、総合政策科学研究科の魅力の一つであると考えます。本研究科で得られた知見や見識を次世代に伝えていくことができるよう邁進していきたいと思います。

  • 水島 洋平
  • 藤本ゼミ
  • 関西学院大学人間福祉学部


総合政策科学研究科創設30周年、誠におめでとうございます。2022年卒、藤本ゼミの砂土居真央と申します。現在株式会社NTTドコモに所属し、法人営業担当として和歌山県の自治体様むけにIT技術を用いた課題解決や業務効率化の提案に取り組んでいます。大学院で切磋琢磨し合い「探究すること」の楽しさや価値を感じられたことは、私の財産です。「好奇心をもって学び続けることの面白さ」を教えてくださった、藤本先生をはじめとする総合政策科学研究科の先生方に心から感謝しています。大学院での経験や学びは、今後の人生の糧になると確信しています。総合政策科学研究科でしか得られない学び・人との出会いを大切に、実りの多い時間を過ごしてください!応援しています!

  • 砂土居 真央
  • 藤本ゼミ
  • 総合政策科学研究科 博士課程(後期課程)


総合政策科学研究科創立30周年、心よりお祝い申し上げます。2024年卒で藤本ゼミの佐藤愛美と申します。私はメーカーで働きながら社会人院生として総合政策科学研究科に入学しました。個性豊かな先生方や様々なバックグラウンドをもつ同窓生に囲まれて、2年間の濃い学生生活を送らせて頂きました。一度社会に出たのち、また大学で学ぶという経験は大変貴重であり、その後の私のキャリアや人生を豊かなものにしてくれたと確信しております。藤本先生の熱心なご指導のもと、藤本ゼミの仲間たちと一緒にわくわく楽しみながら研究生活を送ることが出来ました。大学で学ぶ贅沢な時間を使って、自分の好奇心を満たすわくわく体験をたくさん積んでください!考えることに疲れたら、気分転換に同志社近くの古寺や庭園を散策するのがおススメです。

  • 佐藤 愛美
  • 藤本ゼミ
  • 株式会社IHI


私は2015年度から2018年度まで4年間、総合政策科学研究科の技術・革新的経営専攻に在籍し、藤本哲史先生のもとで博士学位研究に取り組みました。在学中は主に志高館の大学院生用の共同研究室で、文献レビューや、データアーカイブや省庁に申請して入手した2次データを利用した分析を行っておりました。研究を行うのに必要となる様々な申請書の作成についても、在学中に何度も書くことで、作成方法を徐々に身につけていきました。大学院の授業では、幅広い専門的な知識を得ることができ、視野が広がりました。この4年間は研究者としての基礎を固めるために大変有意義な期間だったと思います。ここで学んだことをもとに今後も研究に取り組んでいきたいと思います。

  • 今井 裕紀
  • 藤本ゼミ
  • 新潟国際情報大学経営情報学部経営学科


今でも時折思い出すのは、後期課程コースワークの夜間授業を終え、夜の今出川通りを京阪出町柳駅に向かう路上に揺れる自分の影。それと同じように揺れ動く不安な気持ち。それは、博士論文の執筆が思うように進まないことによる、将来が見通せないことへのどうしようもない焦りでした。仕事を終えて駆けつける火曜日の夜のゼミは、そんな私にとって唯一安心できる場所でした。藤本哲史先生の温かな佇まいと、交わされたひと言ひと言が、迷いの中にいた私の背中をそっと押してくれていたように思います。確信のない道でも、不安と共に歩み続けることこそが、キャリアをデザインすることなのだとあの時間を通して学びました。総政30周年という節目にあたり、これまでご指導くださった先生方、そしてともに学んだ皆さんに、心より感謝申し上げます。

  • 古田 克利
  • 藤本ゼミ
  • 法政大学キャリアデザイン学部


私は技術・革新的経営(TIM)専攻(2017年度廃止)の第1期生として入学しました。当時の院生は社会人が半数以上を占め、多様な仲間と学ぶ知的に刺激的な環境でした。世界各国から招聘された客員教授による集中講義もあり、国際的な視野が大きく広がりました。留学生として人間関係や書類手続きに苦労することもあり、留年や休学も経験しましたが、TAやRA、教員との海外学会での発表など、貴重な機会にも恵まれました。今振り返れば、あの頃の「酸甜苦辣」は自分を形づくる大きな糧になっています。今でも当時の仲間とは連絡を取り合い、支え合える関係が続いています。ここでの経験は、ほんまに一生もんになります。ぜひ、ここで「酸甜苦辣」をよう体験してください。

  • 夏 世明
  • 藤本ゼミ
  • 兵庫県公立大学法人芸術文化観光専門職大学


同志社大学大学院総合政策科学研究科の設立30周年、誠におめでとうございます。在学中は、多様な専門分野に触れながら、自身の研究を深める貴重な機会に恵まれました。柔軟で学際的な教育環境が、現在の教育・研究活動の礎となっています。今後も社会の課題解決に貢献する人材を輩出し続けることを心より願っております。

  • 朱 浩良
  • 川上ゼミ
  • 同志社大学商学部


博士後期課程では、研究の面では、複雑な社会を丁寧かつ緻密に研究し、真の実態を明らかにすることや、研究成果を社会の役に立てていくことの大切さを学びました。それだけでなく、ゼミを中心とした研究活動や先生方の背中を通して、人としての在り方を学べたこともかけがえのない財産です。博士号を取得し、日々、地域の課題と向き合っていると、問題の本質を捉えることが軽視されている現実に直面することばかりです。また、多角的な視点をもって、総合的にアプローチしていくというリテラシーを持つ人材が極めて少ないことに気づかされました。より良い研究に向けて一層努力すると共に、総政で育てて頂いた社会をみるまなざしを学生達に伝えることで、社会に貢献していきたいと考えています。

  • 川北 泰伸
  • 真山ゼミ
  • 清泉大学人文社会科学部文化芸術学科


総合政策科学研究科(総政科)修士課程(まだ後期課程は未申請)の第一期に入学するきっかけは研究科長でもあった今は亡き安枝英訷先生のお勧めがあったからだった。総政科に先立って独立研究科として開講した当時のアメリカ研究科(現グローバルスタディーズ研究科)の立ち上げに立ち会った事もあって、いつかはあらためて大学院でこれまでの勉強をおさらいしてみたいと思っていたので、喜んで志望させて頂いた。とりわけ修士課程の一年目は楽しかった。指導教授の真山達志先生のゼミはもちろん、受講するどの科目も新鮮だった。ゼミだけでなくいくつもの科目の受講生―社会人学生や直接学部から上がってきた学生たち―との交歓が仕事仲間との繋がりとはまた異なる世界を拡げてくれた。入学したときからの主な関心は、〈組織〉というものの生成とその限界についてだった。よく知られているように、経済学では、市場での取引に関わる法、ルールなどの制度を束とする機能を「内部化」することで、市場取引の不安定性を縮減するために〈組織〉が編み出されたと考える。しかし、時間経過とともに一旦市場から切り離された内部化の残物である〈組織〉は、その内側にその固有の制度の束(とそこに従事する成員の心性)の変容と固着を生み出していく。学びながらそこで感じたのは、高邁な理念から創出されたものであれ、効果的な利益追求のものであれ生まれた〈組織〉は、経済学的な抽象度の高い機能的アプローチだけでは、その根底には辿り着けないのではないか、というものだった。その固有の組織変容は必然なのか、その変容と固着はどのような方向で再編できるのかという事を考えながら、2年間の修士課程を終えて、これも第一期の博士後期課程に進学した。

紙数が足りないのでここで終えるが、その後の実務の中でこの研究科で学んだ言葉が有形無形に生きた事だけは実感している。多くの同級生たちとの交流からもいくつもの啓発をうけたし、また真山指導教授を始め、とりわけ石田光男、郡嶌 孝、山谷清志の各先生からは多くの発見と知見をいただいた。学恩はまったく返しきれていないがずっとこころのなかで感謝している事だけは知ってほしいな、と願っている。 

  • 正木 卓
  • 真山ゼミ


総合政策科学研究科30周年おめでとうございます。研究科での院生生活は、先生方や同じ志を持つ院生さんたちとの出会いに恵まれ、とても大切で充実した3年間でした!修了後も交流の機会を頂き、現在は研究科での学びや研究を支えに、大学教員として日々邁進しています。何かあったとき、母校との繋がりを感じられるのは、私にとってとても心強いことです。これからも研究科の益々のご発展をお祈り申し上げます。

  • 中川 裕美
  • 久保ゼミ
  • 神戸学院大学心理学部


総政30周年おめでとうございます!ここだから学べたこと、出会えた仲間が私の人生を豊かにしてくれました。貴重な機会をありがとうございます!総合政策科学研究科の益々のご発展をお祈り申し上げます。

  • 大友 千佳
  • 久保ゼミ
  • 総合政策科学研究科 博士課程(後期課程)


総合政策科学研究科30周年、誠におめでとうございます!私にとって総政は、学びも人も「多様性に富んだ研究科」です。問題を広い視野から的確に捉えたうえで、自身の学術的立ち位置を明確にすることの大切さを学びました。これからも、総政のエネルギーが世界に広がっていくことを楽しみにしています。

  • 大竹 恵子
  • 久保ゼミ
  • 京都先端科学大学経済経営学部


このたび、総合政策科学研究科が30周年という大きな節目を迎えられたこと、心よりお祝い申し上げます。幅広い学問分野が交差する本研究科が、30年にわたって多くの優秀な研究者・実務者を輩出し、学際的な知の拠点として発展されてきたことに、心から敬意を表します。私自身もその一員として学ばせていただいたことを、今でも誇りに思っております。在学中は、毎週のゼミ発表や研究活動を通じて、先生やゼミの皆さまから多くのご指導をいただきました。特に、文化や言葉の壁に悩む私に対して、いつも優しく支えてくださったことを今でもよく覚えております。私は修士論文で、日本企業における外国人労働者に関する研究を行っておりましたが、卒業後の現在も日本企業で働き続けており、ある意味「実地研究」が続いてます(笑)。日々の仕事の中で、「あの時の仮説、少し当たってたかも?」と思う瞬間もあれば、「現実はもっと複雑ですね...」と頭を抱えることもあります。それでも、日本で学び、そして働けていることに感謝の気持ちでいっぱいです。研究科で学んだおかげで、今の自分があると実感しています。これからも国際性豊かな環境の中で、多様な価値観と知が交差する学びの場であり続けることを願っております。

  • 宋 栄
  • 久保ゼミ
  • 株式会社スリーピース


総合政策科学研究科30周年おめでとうございます。博士後期課程在籍中の佐藤百合香と申します。私は社会人として働いていましたが、ここで学びたいという一心で、思い切って門戸を叩きました。ですが、長らく学びの場から遠ざかっていた自分は場違いなのではないかという不安も、入学当初はありました。しかし、それは杞憂でした。ここではいつも積極的な意見が歓迎されているため、門外漢でも気兼ねなく質問できます。また、先生方の研究分野が多種多様で、話を聞いて興味を惹かれることも多く、とても実りある学びが得られています。ここで過ごす日々は、刺激に満ちた素晴らしいものです。現在も久保先生のご指導のもと、家庭や仕事と両立させながら、研究を続けています。皆さんも、打ち込むものを見つけてそれに励んでください。

  • 佐藤 百合香
  • 久保ゼミ
  • 総合政策科学研究科 博士課程(後期課程)


総合政策科学研究科創設30周年、心よりお祝い申し上げます。私は2025年3月に本研究科の修士課程を修了し、現在は本研究科の博士課程に在籍しております。学部時代は、他大学にて勉学に励んでおりましたが、「サステイナビリティ共創プログラム-SDGsとジェンダー-」という新プログラムが開講されることを知り、学部時代の学びをより発展・深化させるためにも、本研究科の門を叩くことを決意しました。新プログラムの講義はもちろんのこと、自身の関心のある講義を隈なく受講することができ、大変充実した2年間を過ごさせていただきました。特に指導教員である岡本由美子教授には、感謝の念に堪えません。博士課程の学生として、まだ在籍しておりますが、本研究科の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

  • 井上 まこ
  • 岡本ゼミ
  • 総合政策科学研究科 博士課程(後期課程)


同志社大学大学院総合政策科学研究科の30周年、誠におめでとうございます!修了生の一人として、心よりお祝い申し上げます。30年という長きにわたり、社会の課題に真摯に向き合い、多様な視点と専門性を持った人材を輩出し続けてこられた総合政策科学研究科の皆様に、深い敬意と感謝の念を抱いております。私が在学中には、熱心な先生方のご指導のもと、他の院生との刺激的な議論を通して、社会問題について深く学ぶことができました。研究科で培った忍耐力や論理的思考力、そして何よりも社会に対する問題意識は、今の私の活動の礎となっております。研究科での学びは、私にとってかけがえのない財産であり、国際会議での発表の経験や他の院生との交流は、今でも大切な宝物です。30周年を機に、総合政策科学研究科がこれまで以上に発展されることを心から願っております。いつかまた、京都の地でお祝い申し上げられる日を楽しみにしております。改めて、30周年誠におめでとうございます!

  • 中井 良育
  • 井上ゼミ
  • 藍野大学医療保健学部


I am eternally grateful for the opportunity I received to study public policy at Doshisha. Living in Kyoto was one of the most memorable and formativeexperiences of my life. Making new friends from across the globe while exploring Japan's ancient capital--alongside my actual coursework--allowed me toexpand my understanding of the world, by confronting my own biases and learning to acknowledge the validity of divergent viewpoints. This has foreverchanged the way I approach problem solving and critical thinking, and it has shaped me into the lawyer I am today. It is my sincerest hope that Doshisha remains a beacon of international scholarship so that future graduates will share an equal appreciation of how much we all have in common while also beingable to celebrate what makes each of us unique. We must all do our part to resist the cynical spread of ignorance, fear-mongering, and xenophobia, to ensurethe preservation of global peace through logic, tolerance, and compassion.

  • Adam Sterling
  • 大島ゼミ
  • U.S. Court of Federal Claims(アメリカ合衆国請求裁判所)


「50代の10年間は社会に役立つことをする!」そんな思いを胸に、人生で初めてアフロヘア―にして(笑)、どんな社会課題の解決に取り組むべきか、その答えを見つけにソーシャル・イノベーションコースの門戸を叩きました。在学中は、多田教授・服部教授の指導のもと、イノベーターのゼミ生にも刺激を受けながら、若い人が夢を持てるように、夢の資格試験「夢検定」を社会実装しました。修了後の現在は、夢検定を広く世の中に普及させていくことに力を尽くしています。総政研究科では、志を同じくする素敵な恩師や仲間に出会えたこと、実践に研究という武器を手に入れたこと、そして何より自分の人生の集大成に相応しいテーマに巡りあえたことが一生の財産になっています。

  • 琵琶 博之
  • 多田ゼミ・服部ゼミ
  • NPO法人夢検定協会 代表理事


私は2024年3月に総合政策科学研究科を修了し、現在はご縁があり香川県の高松で研究と実践活動を続けております。総合政策科学研究科での学びは、専門領域を越えて物事を多角的に捉える姿勢や、現場に根ざした課題解決力を育んでくれました。異なる専門分野や価値観を持つ仲間たちと真剣に対話し、協働した日々は、自らの視野を広げ、人間としても大きく成長する貴重な経験となりました。また、教員や先輩・後輩とのつながりも、現在の活動を支える大きな力となっています。社会人大学院生として温かく迎えてくださった総合政策科学研究科に、心より感謝申し上げます。創立30周年という節目を迎えられたことを心よりお祝い申し上げますとともに、今後もこの学びの場が、時代の変化に応えながら、新たな挑戦を続けていくことを願っております。

  • 村井 拓人
  • 多田ゼミ・今里ゼミ
  • 香川大学研究戦略室/イノベーションデザイン研究所


研究科創設30周年おめでとうございます。私は、長年、地方公務員として勤務し、2023年に前期課程に入学しました。仕事柄、ふと疑問に思うようなことも、いくつも経験してきました。制度はこうなっているけれど、これでいいのだろうかと、ずっと考え続けていました。総合政策科学研究科は、積極的に社会人を受け入れてくれます。行政学、法学、政治学、経済学、社会学やソーシャル・イノベーションに至る、多角的な学問領域にわたる考察は、ある程度の人生経験を経た学生でも、知的好奇心を満足させてくれました。人生は、うまく行かないことばかりです。原点に戻って、学術面から考えてみる機会を得ることは、新たな問題発見とこれまで思いつかなかった解決策につながります。

  • 福益 孝行
  • 真山ゼミ
  • 総合政策科学研究科 博士課程(後期課程)


総合政策科学研究科創立30周年誠におめでとうございます。2008年から総合政策科学研究科でお世話になりました中嶋大輔と申します。現在は、京都外国語大学の共通教育機構で公共政策とスポーツプログラムを担当しつつ入試広報部長を務めております。40歳を迎える年度に学びの場を与えて頂き、新たな知見を得ることや発見の連続にモチベーションが下がることは有りませんでした。総政で得た研究姿勢や学友という財産は、今日の教員人生の支えになっております。特に、指導教員であった真山先生からは、論理的思考・エビデンス重視・客観的評価といった姿勢を学ばせて頂きました。このような学びの場が更に充実されますことを祈念申し上げております。

  • 中嶋 大輔
  • 真山ゼミ
  • 京都外国語大学共通教育機構


総政30周年おめでとうございます。私は42歳で大学院に進学し、真山ゼミでお世話になりました。自分が手掛ける貧困家庭支援事業についてプレイヤーとして検証し、新たな貧困家庭見守りの方法として政策提言したかったからです。真山先生のご指導のおかげで論文をまとめることができ、現在、京都市内で約1000家庭をサポートするまでに成長しました。論文の他にも政策を体系的に学ぶことができ、修了後の仕事にも役立ちました。現在はテレビ、ラジオ、YouTubeでメディアの仕事をしながら、京都先端科学大学の特任教授や、京都商工会議所の統括参与、企業コンサルタントなどの仕事をしております。40を過ぎて大学院で学び直しができたことで、その後の人生に自信がつけられたと感じています。総政の益々のご発展をお祈りしております。

  • 竹内 弘一
  • 真山ゼミ
  • キャスター・ジャーナリスト


総合政策科学研究科30周年おめでとうございます。ときの経つのは本当に早いものです。今は「博遠館」も別の部局が入っているようですが、虫の音を聞きながら夜遅くまで学んだのがつい昨日のように思い出されます(1年修了の制度があったので、春学期に講義4単位、後期に演習4単位という時間割でした)。1995年度入学生の中でゼミ長(座長と呼んでいた)の森本氏と文学部出身で検察事務官になられた朝井氏は先に旅立ちましたが、他の方々とは年賀状のやり取りが続いています。2006年度に今の大学に赴任しましてから19年、2016年には大学院研究科を改組設置するという仕事にも携わりました。あっという間に定年の日が近づいて来ました。「総合政策学」(科学ではなくて学)の普及(布教?)に、今しばらくの間お役に立ちたいと思っています。

  • 松村 豊大
  • 大谷ゼミ
  • 徳島文理大学総合政策学部


私は現在、韓国公正取引委員会に勤務しており、2023年4月から国費による国外研修派遣として総合政策科学研究科の前期課程に在籍し、今年その2年間の課程を無事に修了しました。真山ゼミでは、政策実施等に関する知見を深めるとともに、多様なバックグラウンドを持つ仲間たちとの議論を通じて、視野を広げることができました。この経験は、韓国に帰った今の業務にも非常に役立っています。ご指導くださった真山先生、温かく迎えてくれたゼミの皆様に心より感謝申し上げます。

  • 金 孝中
  • 真山ゼミ
  • 韓国(公正取引委員会)


総政30周年、おめでとうございます!2024年に卒業した、金慶恩(キムキョンウン)と申します。韓国の農林畜産食品部(日本の農林水産省に相当)で働いています。韓国政府からの派遣留学生として2022年に入学し、真山ゼミで農福連携政策について研究しました。総政では、大学を卒業したばかりの若い学生と、社会で働いている社会人学生が半々いて、多様な視覚に触れ、思考も広げることができました。日本の行政関係者の話を聞く機会や、フィールドに出かけるイベントも多く、友情を築くこともできました。これからも同志社での貴重な経験を活かしていきたいです。在学中の皆さんも、様々なことを探求し挑戦しながら、楽しく過ごしてください!

  • 金 慶恩
  • 真山ゼミ
  • 農林畜産食品部(韓国)


同志社大学総合政策科学研究科創立30周年、誠におめでとうございます。社会人経験を経て一念発起、再び大学の門を叩き学びの場に身をおいた私にとって、真山先生をはじめとした諸先生のご指導は大変刺激的で、学ぶ楽しさを(苦しさやツラさも)思い出させて頂きました。また、真山研究室でのバックグラウンドや年齢を超えた多くの同志との議論の場は、自身のキャリア形成にとって大変貴重な機会となりました。総合政策科学研究科は、これからも多様な人々に学びの扉を開き、高い志を持つ多くの人材を輩出していくことと思います。総合政策科学研究科を修了した者として、これから大学の門を叩く同志との交流を楽しみにしております。総合政策科学研究科の更なるご発展と皆様のご活躍をご祈念申し上げます。

  • 丸山 武志
  • 真山ゼミ
  • 大阪大学先導的学際研究機構


総政創立30周年おめでとうございます。私は在学中から現在までNGO・NPOという、さまざまな社会問題の「最前線」とそこで浮き彫りになる社会の「脆弱性」に向き合い、その解決をめざすセクターで活動してきましたが、決して容易ではないその活動を支えてきた基礎は、院生時代の総政での研究・教育にありました。分断と対立が進み、大衆から国家指導者までもがエコーチェンバーに「閉じこもる」今の時代。社会の現実を直視し、多様な人々や視点、考え方と手を取り合って問題解決に取り組める人を育むという総政のスタンスは、さらに重要さを増しています。総政が今後ますます有為の人材を多数輩出され、やがて、その方々が共に社会のさまざまな問題に取り組む「仲間」となってくださることを、心から願っています。

  • 加藤 良太
  • 真山ゼミ
  • 国際協力・人権NGO「NANCiS」コーディネーター、環境NGO「環境市民」理事


「研究とは何か」も分からぬまま大学院の門をたたいた私にとって、院での日々は、自分自身との静かな格闘でした。そんな未熟な私であっても、学びたいという思いを、先生方は丁寧に受け止め、さまざまな学びの機会を与えてくださいました。中でも、海外の研究会への同行や在学中の米国留学の後押し、そして当時としてはまだ珍しかったオンラインでの論文指導を惜しみなく行ってくださったことには、今も深く感謝しています。現在、私は「子どもの選択肢を広げる」ことをテーマに、子ども支援の現場と社会課題の分析を往還しながら活動しています。その基盤には、院で得た学際的な視座が息づいています。創立30周年という節目に、改めて感謝をお伝えするとともに、ますます実践と研究分野が交差し、多様な知を育む場であり続けることを願っています。

  • 芳岡 千裕
  • 月村ゼミ
  • 認定NPO法人カタリバ


総合政策科学研究科創立30周年おめでとうございます!2013年度に博士前期課程を修了しました田路と申します。現在は衆議院事務局で働いております。総合政策科学研究科の特色は、その学際性と門戸の広さだと思います。私自身法学部から総政に進学しましたが、指導教員である月村先生には快く受け入れていただきました。周りには社会人学生や留学生も多く、日々の授業も非常に刺激的だったことを思い出します。今の仕事では、議員の先生方が政府等に対して質疑をする際に参考となる資料の作成や国内外の政策課題に関する調査等を行っておりますが、総政で培った批判的思考力やリサーチ能力が直接に役立っていることを実感しております。最後になりますが、これから50年、100年と更なる未来に向けて、総合政策科学研究科の益々のご発展をお祈り申し上げます。

  • 田路 真也
  • 月村ゼミ
  • 衆議院事務局


私は三菱商事在職中の2022年から1年半、社会人大学院生として修業しました。きっかけは、前年まで全社拠点長として6年間駐在したセルビア共和国の首都ベオグラードでの体験です。赴任前はバルカン半島の複雑な情勢に不安もありましたが、実際に生活してみるとイメージしていた歴史観や地政学的実態、ビジネスの環境までも当初の認識を改めることになりました。中でもチトー大統領時代から続くユニークな社会主義的統治と海外からの直接投資誘致の関係について日本からの来訪者に紹介したところ、「その話、面白いから纏めてみたら」と言われたことでした。バルカン研究の第一人者である月村太郎先生の教えは刺激的!ビジネスマンだった自分にとって「目から鱗」の連続で、大学教員としての第二のキャリアを選択する大きなモチベーションとなりました。

  • 塚田 直城
  • 月村ゼミ
  • 帝京大学経済学部


総合政策科学研究科30周年誠におめでとうございます。2024年修了の川嶋智也と申します。 私は現在、株式会社静岡銀行で渉外担当として、地域企業が抱える課題に対し主に財務面でサポートしています。 仕事においても、総合政策科学研究科での経験は大きく役立っています。 私は月村ゼミに所属し、国際政治学を主な分野として研究しました。研究過程で様々な文献に触れ、授業で総合政策科学の他に複数分野の科目を受講したことで、学術的知識、社会問題への関心・理解が深まりました。 特に、指導教授である月村先生には熱く丁寧なご指導を頂き、現状の課題をどう分析し、どう解決するか考える知恵を頂きました。 総合政策科学研究科には、ご自身が最も興味を抱く領域に挑戦できる環境が整っています。 皆様の素敵な大学院生活を心よりお祈り致します。

  • 川嶋 智也
  • 月村ゼミ
  • 株式会社静岡銀行


同志社大学大学院総合政策科学研究科の創立30周年、誠におめでとうございます。私は2019年4月に前期課程に入学いたしました。折しも、新型コロナウイルスの世界的大流行に直面し、困難な状況が続きましたが、教職員の皆様の温かなご支援のおかげで、研究を継続することができました。現在は後期課程に在籍し、近現代ギリシャ政治に関する研究を進めております。後期課程中には2年間にわたりギリシャへ留学し、現地で研究を大きく深める貴重な経験を得ることができました。帰国後も総政の多様な専門領域の先生方や多彩な背景をもつ仲間との出会いを通じて、視野を広げ、研究を磨くことができています。総政での学びに感謝申し上げるとともに、今後も研究に励んでまいります。総政の更なる発展を心よりお祈り申し上げます。 

  • 佐藤 良樹
  • 月村ゼミ
  • 総合政策科学研究科 博士課程(後期課程)


総政30周年、誠におめでとうございます! 世間では学位を「足の裏の〇〇」なんぞと言われたりしますが、それは間違いであります。その証拠に同志社総政の学びと学位は私のキャリアの強力な武器となっています。総政に祝福あれ。

  • 米本 倉基
  • 久保ゼミ
  • 東海学園大学